やっぱりきみだよね
ほんとうおどろいたよ
ふたりよくあるいたなみきどおり
いちねんぶりにみるかれはかみがみじかくて
おとなびてみえた

ふざけてばかりで
はなしをきかなくて
あたしもむきになっていたきみが
おとなになるのをまてずにとうざけていったのは
あたしだったね

いつも
まいなすいちどのあめがふる
きみがくれたなみだ
そのやさしさまでわからなくて
ずっとこのむねをしめつけた

とおりをわたって
こえをかけたいな
いっしゅんおもったけどあしをとめる
まじめなよこがお
きっともうきみのめに
あたしはうつらないから

いつも
まいなすいちどのあめがふる
つめたすぎるなみだ
はぐらかすたいどにおこってたけど
じつはすくわれていたんだね

かぜにのったくもが
ゆっくりといまふたつに
ちぎれていく

ひとりでかってにつよがって
あたしをくるしめてたのは
きみじゃなくわたしじしんだったね
きみにであえてよかったよ

いつも
まいなすいちどのあめがふる
きえていくなみだは
なつのそらのしたおもいでにかわる
かみをたばねてあるきだそう

このなみだをきっとわすれない

Composição: Charles Strouse / Hirata Hironobu / Michiru / Suzuki Shunsuke