こがれるほど
もとむのはなぜだ
きずつくとしても
きみをおうこのては
きおくのなかのすがたをなぞる

うしなうよりも
かさねるよりも
いちばんこわいとおもうのは

あいされたひびですら
すべてわすれてしまうこと

きみをただおっておって
そのめにうつっていたくて
だれかじゃなくてきみへ

とどくまで

さいてちった
いたみをだいていま
だれかじゃなくてぼくが

ここへきたんだ

からまわりすれちがう
こたえのだしかたもわからずに
めをそむければくせになる
きみへのきょりをてさぐり

ちかくでふれたくて
そのてできずつけあうふぁて
あい、ゆめ、りそう
きれいなことば
いまのぼくにはまだまぶしすぎるものさ

もっとほしくって
ただいとおしくて
かこをみつめとうにくれかげをおってく
こどくをだいて
くうはくをつないでく
にげはしないくじけはしないきえてはいない
あのひみたみらい

きみをただおっておって
そのめにうつっていたくて
だれかじゃなくてきみへ

とどくまで

さいてちった
いたみをだいていま
だれかじゃなくてぼくが

ここへきたんだ

あまいきおくやゆめのひとひら
あのひおとしたことばをいまもまだ

りんとしたさるびあのような
もえるおもいがこのそらにとけた

ためらいもこうかいもすべて
かすれてしまうほど

きみをただおっておって
そのめにうつっていたくて
だれかじゃなくてきみへ

とどくまで

さいてちった
いたみをだいていま
だれかじゃなくてぼくが

ここへきたんだ

あまいきおくやゆめのひとひら
あのひおとしたことばをいまもまだ

りんとしたさるびあのような
もえるおもいがこのそらにとけた

Composição: Ryosuke "Dr.R" Sakai / SKY-HI