きみはどうしたい
あかいまどべにほっぺをつけて
あひたのじぶんをうらやんで
おぼろなつきとはぎしりあめにうたいながら

おもいだすのは
なんにもしらないきみさ
てっせんにうでをひろげちいさなゆめをかたるきみ
いつかきぼうになってうりものになって
のざらしでちをはいてもいいの
うまくおどりながらうたいながら

きみはどうしたい
あざらしにもわすれられて
くずにだかれてねむるきみ
めきしこのもーてるで
おれのこころにわずかなけもの

おもいだすのは
たにんのにわをつきすすむきみ
すかーとたぐりつきをこする
いつかきぼうになってうりものになって
のざらしでちをはいてもいいの
うまくおどりながらうたいながら

なみだもかれたまちのあかりは
ぼくのすべて
きみのすべてだった

Composição: Jiro Yanase