こぼれてゆくおもいでは
わたしのてをすりぬけて

いとしいうでにだかれてる
あのこがほらあざわらうの

しんらいしてたの
わたしだけがばかだった

このよのすべてがゆめにかわり
ああ、もうかえれない

あすがくれば
わすれられるかなあのひを
くさりはてたこのはなにもういちど
はるをあたえて

わたしはいまセピアいろ
きみだけまだあざやかで

かぜがとおるゆびさきは
さがしものをみつけられず

きえないきずあとも
おもいでになるのわかってる

だからねいわせて
つたえそびれたさいごの「ありがとう

ときがたてばかえってくるのでしょう
さよなら
あといくとせまっていればいいの
くすりゆびあけて

かぜにのりとどくきせつがに
わすれたはずのじょうけいがまたよみがえる

あすがくれば
わすれられるかなあのひを
くさりはてたこのはなにもういちど
はるをあたえて

まがったこころわがままでもいいの
あいしてる
からのことばでけがれたゆびさきで
はなをさかせて

ときがたてばかえってくるのでしょう
さよなら
あといくとせまっていればいいの
くすりゆびあけて

Composição: