つぼみのなかできみがまってる
あわいゆめをまいばんみるの
ぼくもしらないこころのおくそこ
そんなとこにかくれてないでよ

しおれたらみずをあげて
かれぬようにずっと
まもってあげるもっと
はかなくゆれるそのせんを
ふれてたいんだきみのかおりを

なみだをそんなことにつかわないで
どんなきみでもきれいだから
いまはかなしいことばたちをつかわないで
くんとわらえるぼくがいるから

ねえ、またしずかなよるは
どうにもさびしくなったけど
まあ、でもきみがいるから
どんなこともとくべつなんだ

つつませてとおいひとよ
あわのようにそっと
やわらかくぎゅっと
ふうにきえてしまわぬように
たしかめたいんだきみのかおりを

なみだをそんなことにつかわないで
どんなきみでもきれいだから
いまはかなしいことばたちをつかわないで
くんとわらえるぼくがいるから

そだたないあいなんてあいじゃないのさ
なんてきはずかしい
ことだってほら
うたえるよきみとなら
にどとないしゅんかんを

なみだをそんなことにつかわないで
そんなきみでもきれいだから
やさしいかおりがしたきみのはな
ぼくのみなもでさいておくれ
いまはかなしいことばたちいわないよずっと
くんとわらえるのをぼくがみつけるときまで

Composição: