はちがつのあぶらぜみが
ないていたひに
とてもいやなことがありました
それからは
ひがかげってくもにおおわれて
かぜがふいてあめにうたれて
すべてをうばわれそうでいやになりました

あるひこころにひずみができてて
そこをつつかれ
ひびわれました
ゆうきだけじゃできぬことがある
しめってあついくうきのなか
たかいとこからみえるじめんが
ひにてらされてひかってた

ひるさがりのこうえん
(こうえんをあるいてて)
でんちゅうでないている
(あのひのことをおもいだした)
あぶらぜみいやなことわすれられる
(むかつくきもちを)
そうおもった
(せみにぶつけたあのとき)

だけどからだがふるえている
(ふときがつくあのときのせみが)
うまくなくことさえできずに
(でんちゅうにとまっていたんだ)
いやなやつがやってきたあしがすくんでしまう
(よみがえるあのきもちきずつけたくなる)
でんちゅうをゆらゆらゆらされて
(でんちゅうをゆらゆらゆらしたら)
あたまからおちて
(せみがおちてき)
くだけちった

おちたせみをふみつぶしたんだ
ぴんくののうがつぶれだし
そしてげんけいとどめぬすがたで
つちにまじってきえてった

ゆうきなんてなんのやくにも
たたない
いみない
じゃまなだけ
ひつようなのはつよいからださ
それがなければいきられぬ

Composição: Raima