Kuramasu Kumo

Utane Uta (Defoko) (唄音ウタ / デフォ子)

消えたけれど 残ってる水たまり踏んで
暗闇に光っている街灯を眺めて

置き捨てては 何もできないし
転がる石を追い続けても疲れて
その無情な描いをしていても
何もかも、消えます

都会の真ん中で広がる摩天楼
消え去る雑踏で 今ただ泣きそうに

消えたけれど 残ってるあなたの一望
おかげさまで その望みは切なく儚く

取り戻しても 意味がないので
取り憑いた憂鬱を捨てても遅いので
その深く長い夢を見てても
しまいに、消えます

都会の真ん中で広がる摩天楼
消え去る雑踏 今ただ

都会の真ん中で歌を歌っている
消え去る雑踏で 今ただ泣いている
都会の真ん中で私を聞いていて
消え去る雑踏で 今ただ愛してる