わたしがみたあおいとりは
たしかにかためがなかったんだ
すべてをみすかされたような
そんなめをしていた
かれをおいかけてたりゆう
ささいなことだけれど
いまはもうそれをわすれてくれと
ふしぎなことをいった

まよいこめばでぐちはなく
きおくもうすれてゆく
にどめはないとおもわせて
だまそうとしていた

じかんのはざまにとじこめられ
ふゆうしつづけてるからだ
あのばしょにちかづいてはいけない
かえれなくなってしまうから
じくうのゆがみにおいつめられ
ひへいしつづけてるからだ
あのひとにちかづいてはいけない
もどれなくなってしまうから

こわがるなら
ここにおいでよと
さそいこまれていった
こうみょうなてぐち
なりそこないなあなたをそしり
ざんげんされて
ことばをうしなう

ねおんひかるちかのまちで
せきじつのおもかげは
ねこもしゃくしもあざわらい
パレオフォビアとかす

じかんのはざまにとじこめられ
ふゆうしつづけてるからだ
あのばしょにちかづいてはいけない
かえれなくなってしまうから

ゆめからさめていたはずのずがいこつ
あのひにみたしろとくろ
たたずむ

じかんのはざまにとじこめられ
ふゆうしつづけてるからだ
あのばしょにちかづいてはいけない
かえれなくなってしまうから
じくうのゆがみにおいつめられ
ひへいしつづけてるからだ
あのひとにちかづいてはいけない
もどれなくなってしまうから

Composição: Kowagari Narisokonai